2015年02月06日
音享穴蔵大阪中央区編 “BUNJIN HALL”
2014年12月22日
音享穴蔵銀座編

銀座にあるジャズ喫茶。有楽町駅から歩いて来ました。

“BLUE EYES”

ビルの地下1階にあります。

ジャズ喫茶というよりも、ジャズバー寄りのお店ですね。

11時30分の開店で、ランチもやっています。


こじんまりとした店内。大人の街・銀座らしくシックな内装。

壁にはヴォーカルのLPレコードが飾られていました。

出入り口方向の様子。テーブル席が5つほど。

小ぶりのピアノが置いてあります。奥に音響装置とLPのラックがあって、厨房も。

マスターが一人でやっていて忙しそうです。

ランチメニュー。辛口のタイカレーを注文しました。しかし、安いですね!

スピーカーは、JBL4343。マッキントッシュのアンプで鳴らしていました。ジャズ再生の王道ですね。音は控えめです。
【Jazz Cafe BLUE EYES】
東京都中央区銀座1-20-15 前田山陽ビルB1(銀座駅より徒歩6分)
TEL:03-3564-4155
2014年12月16日
音享穴蔵新宿ハードボイルド編

昔の新宿は、ジャズ喫茶のメッカであった。今も営業している店は、かなり少なくなった。

新宿駅東口から靖国通りを四谷方向に行ったところにある、老舗中の老舗“DUG”が、まだ現役で生き延びている。

階段を下ったところにあるのは、都会の喧騒から脱して音楽・JAZZに浸れるパーソナルな別空間。

壁の煉瓦には、紫煙とともに、極上の音が刻まれて、深い森にある孤高の樹木が重ねた年輪のようだ。

開店ほどなく、従業員が悠々と客を迎える。訝しむような素振りを見せることもなく。同じような人間が、何人も訪れているのだろう。

適度に影を落とす照明が、路上の雑踏で苛立った神経を徐々に落ち着かせてくれる。

薄暗い空間。身を竦めるように佇んでいても、違和感なく溶け込める避難所。

どっぷりとJAZZに浸かり漂いたいなら、奥の席へ。

この席なら誰が入って来てもチェックできる。後ろからふいに声を掛けられることもない。たぶん。。

JAZZが輝きをいくばくか残していた時代。男が矜持を保ち、女が理不尽さを甘受していた古い時代。今、耳をそばだてるのは、JAZZにではなく、主人の分からない足音に。。

まんざら捨てたもんじゃないよ、人世ってのは・・・と、諭しているようなDexter Gordonのサックスが朗々と響いてきた。

酔いにまかせ、ここにいる間は、音に身を任せることにしよう。いずれ地上の闘いに戻るまでの、しばしの休息だ。
2014年12月15日
音享穴蔵渋谷編

先週金曜日にほんと久しぶりに訪れた渋谷。

渋谷駅の近くにある“MARY JANE”。

Jazz喫茶では、結構な老舗ですが、初めての来店であります。

両側に映画や演劇やらのポスターがぎっしりと貼られた階段を上っていきます。

左の角にある格子の中にスピーカーがありました。

カウンターがありますが、客席にはなっていない模様。

テーブル席が6つほど。

音量は大きくもなく、控えめというほどでもなく。ちょうどいい具合ですね。ジャズキチには、もう少し出してほしいかな。

入口付近の壁にCDが飾られている。

奥にはレコード。1,000枚ちょっと、というところか。

レジの奥にオーディオ。

ホットコーヒーを注文すると、出てきたのは、エスプレッソ。

流れていたのは、レコードのモダンジャズではなく、民族音楽風のCD。ちょっと期待外れ。。

次にかけられたのもポップス系の女性シンガーのCDであった。
見るからにマニア然としたオッサンが、客一人でいるのだから、空気を読んでバリバリのジャズをかけて欲しかったな。
若者の街、渋谷だから、そういう世代に合わせての選曲なんだろうね。
なんてったっても、「ジャズカフェ」って名乗っちゃてるんで・・・。昔はそうじゃなかったんだろうが。。
正統派のジャズ喫茶がだんだんと廃れていったり、伝統的なスタイルから鞍替えしていくのは、寂しいものだわ。
東京都渋谷区桜丘2-3 富士商事ビル2階
tel.03-3461-3381
営業時間:12:00-23:00
定休日:月曜